例えば、同じナチュラル系のカラー剤において、2レベル、8レベル、12レベルのカラー剤では仕上がりの明度が異なっています。これは、以下の原理で行われています。
高いレベルのカラー剤ほどアルカリ剤が多く含まれ、反対に酸化染料が少なく配合されています。アルカリ剤が多く含まれているということは、それだけ過酸化水素との反応が高まり、酸化力が強まり、メラニン色素をより多く分解し、より明るくなっていきます。
さらに高いレベルのカラー剤は酸化染料の配合量が少ないのですから、発色される量が少なくなり、その分髪は暗くならず、明るい色味になるのです。
低いトーンのカラー剤に関しては、まったく逆のことが起こっています。
アルカリ剤が少ない分脱色作用は弱く、酸化染料の配合量が多いのですから発色の量も多く、結果明度が下がるわけです。(図参照)