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| 毛表皮(キューティクル) |
| ウロコ状の無色透明の細胞、その縁は毛先のほうに突出し根元から毛先に向かって竹の子の皮のように5〜6枚が重なり合っている。熱、薬剤に強く内側のコルテックスを保護しています。1枚のキューティクルは三層構造になっており、内側に行くほど水になじみやすい性質を持っている(図1
参照)。長さ80〜100μm、厚さ0.5〜1μmで毛髪の外周の1/2〜1/3を包んでいます。外から見える部分は20%前後で残りの80%は順次重なり合っています。キューティクルは毛髪の10%前後を占めていて、その重なり枚数が多いほど毛髪は固く、薬液などの浸透に対する抵抗力が増します。 |
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| 毛皮質(コルテックス) |
| 繊維質(フィブリル)と間充物質(マトリックス)から成りメラニン色素を多く含んでいる。繊維質部分は結晶構造をしており、その間で間充物質が繊維質をつなぎとめる働きをしている。間充物質は髪の栄養分で、適度な水分を保ち弾力のある髪をつくると共に、ヘアカラーの染料の染着場所としても欠かせない物質です。 |
| 繊維質(フィブリル) |
いタンパク質(結晶型ケラチン)が繊維状の束になっている。髪本来の強度を維持するための土台組織。強アルカリに溶解し、高熱で硬化・変性しやすい。
毛皮質の30%を占める。 |
| 間充物質(マトリックス) |
柔らかいタンパク質(非晶型ケラチン)でフィブリルの間を埋め尽くしている。
パーマに必要なシスチン結合やメラニン色素を多く含み、カラーの染着するところとしても重要な部分。
化学作用を受けやすく、アルカリ性物質により分解されやすいので「可溶性ケラチン」とも言われる。
毛皮質の70%を占める。 |
| 毛髄質(メデュラ) |
メデュラは髪の中心に位置し、空胞や微量のメラニン色素を含む、無定形の細胞で構成されています。髪の太い人にだけみられ、髪の細い人、産毛や新生児の頭髪などにはみられない。
髄質のある髪はしっかりしたコシやハリ・ツヤなどがある。毛髪によっては鉛筆の芯のように完全につながったもの、所々が切れているものなどもある。
ただ成分や機能などはまだはっきりとは解明されていない。 |