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目次
■ヘアカラー ■毛髪科学 ■毛髪分析
アルカリカラー剤とは
染毛原理
先着を左右する要因
ブリーチ 脱色剤と脱染剤
脱染剤と脱色剤の違い
ブリーチの特徴
1剤の違い
弱酸性・中性タイプのカラー剤
染料の種類と発色の時間差
過酸化水素H2O2
毛髪の成り立ち
ヘアサイクル
毛髪の構造
メラニン色素
ミネラルとは?
■PH
■ヘアマニキュア・ヘナ ■アレルギー・カブレ PHとは?
ヘアマニキュアの染着原理
ヘアマニキュアと酸性カラーの違い
ヘナとは?
アレルギー・カブレの種類
アレルギーのメカニズム
■色
色とは?
色の種類
トーンと補色

■ 必須ミネラル
ここでは代表的な必須ミネラルの概要をご説明します。

□ ナトリウム
ナトリウムは、血液や体液などの細胞外液に多く存在するミネラルであり、体内の浸透圧、酸-塩基平衡の調節、恒常性の保持など、重要な役割を果たしています。通常の食生活ではナトリウムが不足することはありませんが、大量の汗をかいた場合には、昏迷などの欠乏症状が現れることがあります。ナトリウム摂取量の多い我国では、むしろ過剰摂取による高血圧・生活習慣病の危険因子として注意する事が必要です。

□ カリウム
カリウムは生体内で3番目に多いミネラルであり、その多くは細胞内に分布しています。細胞外液に多く存在するナトリウムと協力して、細胞内外の電解質・浸透圧バランスを保ち、心臓の拍動や神経伝達をスムーズに調整します。ナトリウム摂取量の多い我国では、ナトリウムの排泄を促すカリウムの摂取が大切です。(但し、腎不全の場合には禁忌です。

□ マグネシウム
マグネシウムは、古代ギリシャのマグネシア地域で採れた白マグネシウムに因んで名付けられました。マグネシウムは様々な代謝反応に必要なミネラルですが、体内のマグネシウムの約70%は骨に分布します。マグネシウムが欠乏すると、カルシウムと共に骨から溶出(脱灰)され利用されます。カルシウムとのバランスが重要であり、マグネシウムの不足は、高血圧や糖尿病、心疾患などの生活習慣病に関連するといわれています。

□ カルシウム
カルシウムは、石灰(炭酸カルシウム)として利用されてきたミネラルです。ミネラルの中で最も多く体内に存在し、その99%が骨・歯に分布しています。残りの1%が血液凝固や心臓・血管・筋肉の収縮、神経活動、ホルモン分泌などに関与し、重要な役割を担っています。カルシウムが機能するためにはマグネシウムが必須であり、バランスのとれた摂取(Ca:Mg=2:1〜1:1)が必要です。

□ クロム
クロムは土壌、淡水、海水など自然界に存在しています。インスリンの働きを助ける「耐糖因子」の構成成分であり、糖・脂質代謝に欠かせないミネラルです。欠乏すると、インスリンの感受性の低下が報告されています。又、一部の糖尿病患者ではクロム濃度の低値、クロム投与による耐糖能の改善などが報告されています。

□ モリブデン
モリブデンは、核酸と含硫アミノ酸の代謝に必要なミネラルです。通風の原因物質であり、内因性抗酸化物質としても知られるようになった「尿酸」を作る酵素や、悪酔いの原因物質「アセドアルデヒド」を処理する酵素の構成成分として重要な役割を担っています。欠乏すると、頻脈、頭痛などの症状が現れると報告されています。モリブデンは銅とのバランスが大切です。モリブデン摂取量が多く銅摂取量の少ないアルメニア人は、高尿酸血症が報告されています。

□ マンガン
マンガンは、土壌、淡水、海水などに広く分布しているミネラルで、穀類、種実類などの植物性食品に多く含まれています。生体内ではミトコンドリア内に多く分布し、活性酸素を消去するスーパーオキシド・ジスムターゼ(SOD)の構成成分として、酸化ストレスに対抗するために欠かせないミネラルです。不足すると、糖脂質代謝、骨代謝、生殖機能、皮膚代謝などに影響を及ぼすといわれています。愛情ミネラルともいわれています。

□ 鉄
鉄は、古代ギリシャで貧血治療に用いられた形跡があり、古くから知られているミネラルです。体内の鉄の約70%は、赤血球の血色素(ヘモグロビン)の形で存在し、酸素の運搬や細胞呼吸、エネルギー代謝に重要な役割を担っています。月経のある女性や妊娠中の女性は、充分な摂取を心がけることが必要です。鉄剤などで過剰に摂取すると、活性酸素を増やし、障害を起こす可能性もあります。

□ 銅
銅は古代から様々な用具や武器として利用されてきたミネラルです。鉄と共に、細胞呼吸、エネルギー代謝に重要な役割を担っており、活性酸素の消去にも関与しています。また、鉄の輸送・代謝にも関わり、ヘモグロビンの生成を促します。亜鉛とのバランスも重要です。プールに入る習慣のある人は、外的要因の銅汚染により高値を示すことがあります。

□ 亜鉛
亜鉛は、体内の300種類を越える酵素の構成成分として、遺伝子発現、たんぱく質合成など様々な反応に関与し、生命活動に欠かせない重要なミネラルです。主な欠乏症状として、皮膚障害と味覚障害がよく知られています。亜鉛は、有害ミネラルを解毒するメタロチオネインや、活性酸素を消去する酵素にも含まれています。

□ リン
リンは、カルシウムに次いで生体内に多いミネラルであり、その多くはカルシウムと共に骨・歯など硬組織を形成しています。細胞内では各種リン酸化合物として生理・生化学的反応に関与し、細胞外ではリン酸イオンとして体液の酸-塩基調節に関わっています。加工食品や清涼飲料水に広く添加されているので、過剰摂取に注意する必要があります

□ セレニウム
セレン(セレニウム)は、ギリシャ語の月(Selene)に因んで名付けられました。かつては毒性の強い元素として知られていましたが、抗酸化機能を有するミネラルとして注目されています。セレンは亜鉛・マグネシウムと共に、有害ミネラルの解毒に有効なミネラルです。

□ ヨウ素
ヨウ素は、ナポレオン戦争時代に、海藻から火薬を製造している際に発見されたミネラルです。甲状腺に多く存在し、甲状腺ホルモンの構成成分として重要な役割を担っています。甲状腺ホルモンは基礎代謝に関わり、胎児・乳幼児の発育に欠かせないホルモンです。海藻類を多く摂取している日本人はヨウ素不足になることは稀ですが、山岳地帯や内陸部の国では深刻な問題になっています。

□ リチウム
リチウムは、ナトリウム・カリウムと同じグループのミネラルです。躁病の治療薬として使用されていますが、吐き気、下痢、食欲低下、発熱、発汗などの副作用が報告されています。

バナジウム
バナジウムは、「血糖値を下げる」「脂肪の燃焼を促進する」と報告され、注目を集めているミネラルです。

□ コバルト
コバルトは、抗悪性貧血因子として発見された「ビタミンB12」の構成成分です。ビタミンB12は、核酸合成に必須なため、造血機能の他に、新陳代謝の盛んな消化管、中枢神経系の維持にも欠かせないビタミンです。動脈硬化の危険因子とされているホモシステインの血中濃度を下げる働きもあります。

□ ニッケル
ニッケルが不足すると、動物の成長が抑制されると報告されています。核酸を安定化し、尿素を分解する酵素に含まれています。アレルギーとして、ニッケル皮膚炎が知られています。

□ ホウ素
ホウ素は、骨形成に関与すると言われていますが、いまだに未解明な部分が多く、今後の研究が待たれます。

□ ゲルマニウム
ゲルマニウムには、インターフェロン誘導作用・免疫調節作用・抗腫瘍作用などが報告されています。健康食品としてゲルマニウムを長期に摂取し、腎障害・末梢神経障害などの重篤な副作用が報告されています。

□ 臭素
臭素は、医薬品(鎮静剤、抗難治性てんかん剤)として使用されています。パーマ液剤(酸性液)として常用されているので、外的要因として測定値に影響を与えます。(当社では基準値を別途設定しています。)

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